あんデニッシュ和栗(木村屋總本店)をご存じですか。木村屋總本店の9月の新商品です。さつまいもや栗、秋の期間限定パンが並ぶ時期になりましたが、あんデニッシュ和栗はふんわりしっとりデニッシュで、風味豊かな和栗あんを包んでいます。
あんデニッシュ和栗は、商品名通り、渋皮入りの和栗あんをデニッシュで包み焼きしています。
和栗あんは、白あんに渋皮入りの栗ペーストを混ぜたものです・
栗ペーストは渋皮入りだからなのか、味わいに深みがあり、白あんと組み合わせることで和菓子のような上品なフィリングになっています。
ねっとりした食感ですね。
白あんをまぜることで、和栗の甘さをよく際立たせています。
すばらしいです、あんデニッシュ和栗。
ところで、商品名通り、これは「栗」ではなく「和栗」となっていますが、和栗とは何か。栗にはどんな種類があるのか、ということにも触れておきましょう。
栗には、和栗、洋栗、中国栗、アメリカ栗などの種類があります。
和栗というのは、文字通り日本原産の栗です。
和栗は一般に渋皮が剥きにくく、水分が多く粘質。
比較的に大粒で実が黄色です。
ですから、パンの餡としてはちょうどいいのかもしれません。
和栗あんとよくあうデニッシュ生地
あんデニッシュ和栗のパン部分はデニッシュです。
デニッシュというのは、バターをはさんだパン生地を重ねて焼いて作った層のあるパイのようなパンのことです。
今日のデニッシュ:キムラヤの「あんデニッシュ 和栗」 生地に渋皮入り和栗あんを包み込み焼き上げたデニッシュ pic.twitter.com/E2JRdXmRmv
— デニッシュなう (@Danish_luv) 2017年9月22日
ただ、実際に使われているのは、バターを使って中で層になっている部分のある食パンを指しているようです。
ベーカリーによって、自らのオリジナリティで、様々な「デニッシュ」を焼いているので、一概に定義しにくいかもしれませんね。
とにかく、そのデニッシュ部分はしっとり柔らかめの生地で、和栗あんとよくあいます。
ただ、デニッシュに対して和栗あんがやや少なめですね。
デニッシュそのものも美味しいのですが、せっかくなら和栗あんと一緒に食べたいところです。
和栗あんは甘さ控えめなので、もっと多くしても甘すぎることはなかったと思います。
木村屋總本店のパンは総じて上品ですが、ここはもっと気前よく和栗あんを入れてほしかったと思います。
あんデニッシュ和栗の栄養成分は、エネルギー297kcal、たんぱく質5.5g、脂質14.1g、炭水化物37.0g、ナトリウム218mgです。
あんデニッシュ和栗の原材料は、小麦粉、渋皮和栗あん(白生あん、砂糖、渋皮栗ペースト、還元水あめ、洋酒)、マーガリン、卵、砂糖、ショートニング、パン酵母、食塩、乳等を主要原料とする食品、甘味料(ソルビトール)、トレハロース、乳化剤、酢酸Na、香料、保存料(プロピオン酸Ca)、着色料(カラメル、カロチン)、酸化防止剤(ビタミンE)、(原材料の一部に卵、小麦、乳成分、大豆を含む)となっています。
和栗の季節です。
いかがですか、あんデニッシュ和栗。
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