横浜あんぱん物語 小倉あん(第一パン)です。横浜あんぱんなのに、北海道産小豆を100%使用した本格的な小倉餡をしっとりした生地で包み込み焼き上げたあんぱんです。ずっしりした体裁と重さに密度の濃い小倉餡が入った本格的なあんぱんです。
なんとなく風流な外袋です。
開けてみると、パンの形は、ペタンとした円形ではなく半球形です。
持った感じがずっしりしているような気がします。
カサのあるパンの中にあんこがぎっしり入っていると期待しましたが、ちょっと空洞がありますね、残念。
あずきは風味豊かで適度な甘さが食べやすいです。
外袋には、『横浜あんぱん物語』の名前の由来が記されています。
そのまま抜書きします。
1854年に幕府は鎖国令を解きました。
国を開くと、欧米各国からのパンを主食とする外国人が急増しました。外人居留地に指定された横浜に、さっそく外人経営のパン屋が4軒オープンしてパン焼きが始まりました。同時に下働きに雇われた日本人たちにも技術伝達が始まったのです。
こうして日本の本格的なパンの歴史が、横浜から開始されたのでした。
「横浜あんぱん物語」の名前も、この歴史にちなんで名づけた物です。
ただのあんぱんとして売らずに、商品名に「理由」があるのはファンタジーを感じて楽しいことですね。
あんこの原材料と製法
あんぱんに入っている「あんこ」ですが、そもそも餡子(あんこ)とは何かご存知ですか。
もとになる材料を煮て、砂糖を加えて練ったものです。
原材料にはいくつかの種類があります。
原材料によって、小豆餡、赤いんげん豆など赤い種類の雑豆を用いた赤餡、白インゲン豆など白い種類の豆を用いた白餡、青えんどうを用いたうぐいす餡、枝豆を使ったずんだ餡、サツマイモを利用した芋餡、栗を利用した栗餡、青エンドウを利用したうぐいす餡、クルミを使用した胡桃餡などです。
そして、製造法によって、小豆を裏ごしなどをせず豆の形を残したつぶあん(粒餡)、小豆を潰すものの豆の皮は取り除かないつぶしあん(つぶし餡)、小豆をつぶして裏ごしをし、豆の皮を取り除いたこしあん、つぶし餡やこし餡に蜜に煮て漬けた大納言小豆を加えた小倉あんなどがあります。
横浜あんぱん物語 小倉あんのあんは、文字通り最後の小倉餡です。
ですから、こしあんもつぶしあんも大納言も入った甘いあんこなのです。
これで、いかに横浜あんぱん物語 小倉あんのあんこが素晴らしいかがわかったでしょう。
菓子パンには、あんぱんに限らず、多くはこの「あん」「餡」が入っています。
クリームやジャムと一緒に入っている場合もあります。
横浜あんぱん物語 小倉あんの栄養成分は、カロリー343kcal、たんぱく質9.6g、脂質3.7g、炭水化物68gです。
横浜あんぱん物語 小倉あんの原材料は、小倉あん・小麦粉・砂糖・卵・植物油脂・パン酵母・
酒種・ぶどう糖・全粉乳・食塩・乳化剤・イーストフード・ビタミンC・(原材料の一部に大豆を含む)などとなっています。
いかがですか。
市販パンとして十分おすすめできます。
横浜あんぱん物語 小倉あん。
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