カステラサンド(フジパン)です。4つの山を作ったパン生地が、ふかふかのカステラとミルククリームを挟んでいます。カステラ生地を使ったいわゆるカステラパンは各社から出ていますが、カステラそのものをパンで挟むのは初めてと言っていいでしょう。
カステラサンド(フジパン)の外袋には、パンがカステラとミルククリームを挟んでいることを説明しています。
カステラサンドは、ちぎりやすいように、4つの山が付いています。
幕の内弁当のご飯のようです。
食べやすいともいえますし、複数の人で分け合うときもわかりやすいといえます。
真ん中のカステラとパンの違いがわかりにくいのですが、それだけ全体が同じぐらいの甘さと柔らかさです。
全部食べると508kcal。
そんなに脂っぽい感じはしないのに、ごはん1膳と焼き魚1切れ分ぐらいのカロリーです。
これはきっと、カステラ部分によるものでしょう。
カステラサンドというと、スイーツの要素ももちながら、朝食で使えるパン、ということだと思います。
カステラサンドと聞いて、カステラ生地が何かをサンドしているのかなと思いましたが、カステラサンド(フジパン)は、額面通り、パンがカステラを挟んでいるのです。
たこ焼きを具にしたおむすびのようなものでしょうか。
もっとも、パンは本来砂糖は入っていませんから、別物であることは確かですが。
今回はじめて知ったのですが、カステラパン、もしくはカステラサンドは、スイーツのひとつとして、喫茶店のメニューにもあるんですね。
それを、フジパンなど製パン会社がカステラサンドとして商品化したわけで、今までにない本邦初公開というわけではないのです。
ネットで「カステラパン」もしくは「カステラサンド」で検索すると、いろいろな形が画像で確認できます。
いろいろあるんですね。カステラサンド。
カステラサンドのカステラとは……
ところで、カステラというのは洋菓子と思いますか、和菓子と思いますか。
洋菓子のように見えて、実は和菓子なのです。
理由はかなりシンプルで、江戸の幕末期以降に西洋から伝わった菓子は洋菓子、それ以前は和菓子ということです。
菓子の歴史で決まってくるわけですね。
では、カステラとシフォンケーキの違いってご存知ですか。
カステラは、卵と小麦粉に、砂糖あるいは水あめを混ぜ合わせた生地を焼き上げます。
シフォンケーキは、卵白を高く泡立ててメレンゲとし、卵と少量の小麦粉と砂糖を混ぜてバターではなくサラダ油で焼き上げたスポンジケーキです。
つまり、カステラのほうが濃厚な味わいといえるのかもしれませんね。
いかがですか、フジパンのカステラサンド。
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