のるるんパン。東急多摩川線の終点、多摩川駅構内にあるベイクショップ神戸屋多摩川店で発売しているパンです。手のひらサイズのパンの中にカスタードクリームが入っています。東急線の駅構内で売っているのはのるるんは東急電鉄のキャラクターだからです。
のるるんパンの外袋は、たいやきややきいもを食べるように、包みながら食べられるようになっています。
そして、平べったい生地に、のるるんがバンザイをした格好で刻されています。
のるるんパンの中身は、カスタードクリームです。
パン生地はやわらかめで、クリームは甘めです。
ただ、それほどたくさんつまっているわけではないので、甘いものが得意でない人も敬遠するほどではないと思います。
やはり、のるるんパンは、鉄道好き、甘いもの好きのお子さんがターゲットなのでしょう。
のるるんパン食べよう!!(???) pic.twitter.com/fjOlr8dEsj
— midorigame &出歯亀 (@motodebagame) 2017年11月17日
もちろん、大人が食べてもなんら問題ありません。
東急東横線新5000系がモデルの「のるるん」
さて、東京急行電鉄のキャラクター、のるるんについてです。
のるるんとは、公募で決まった名前です。
2012年に、東京急行電鉄の鉄道線の広報活動の一環として作成されたキャラクターです。
同社の主力車両として運用されている、5000系をモチーフにしています。
5000系というのは新旧あって、のるるんがモデルにしているのは「新」の方です。
アートディレクターの、池澤樹氏がデザインしたそうです。
のるるんについては、撮影画像・動画が、しばしばツイッターにツイートされます。
いらっしゃいませーいらっしゃいませーるん♪#のるるん pic.twitter.com/63Q6DG1c8y
— Skb (@lightsunshine11) 2017年11月9日
絵になりやすいキャラクターなのでしょう。
そして、多摩川駅というのは、多摩川線の起終点であり、東横線・目黒線との合流駅です。
駅名が多摩川なのは、すぐそばに、東京と神奈川を隔てる多摩川が流れているからです。
昔は、駅の東側に多摩川園という遊園地があったのですが、今は田園調布せせらぎ公園という、ほとんど芝生の公園があります。
もともと、多摩川線は、目蒲線といって、目黒から蒲田までの往復でしたが、地下鉄に直通したことで、目黒から多摩川までは目黒線となり、多摩川から蒲田までが多摩川線と名前を変えて折り返し運転することとなりました。
しかし、将来、蒲蒲線ができれば、また渋谷方面との直通の可能性が残っています。
その意味で、多摩川駅は非常に重要な駅であり、キャラクターを刻したのるるんパンが発売されるにふさわしいところであると思います。
神戸屋多摩川店は、パンの種類は豊富で奥に工房もあるテイクアウト専門のベーカリーです。
のるるんパンを購入するのも、駅構内ですから、改札を出る必要がありません。
東京東横線、もしくは多摩川線に乗られた際は、いかがですか。
のるるんパンを買いに、神戸屋 多摩川店を覗いてみませんか。
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