ホイップメロンパン北海道メロン(Pasco=敷島製パン)です。かつての『ホイップメロンパン富良野メロン』の改変版のようです。赤肉メロンの色に近い生地に、これまだ赤肉メロンのような色をしたホイップクリームが入っています。
改変と書きましたが、ちょっと厳しく書きますと「改悪」「後退」とのそしりは免れないかもしれません。
ホイップメロンパン北海道メロン(Pasco=敷島製パン)は、Pascoの「ホイップメロンパン」シリーズの新商品だそうです。
新商品と言うには、以前ご紹介した『ホイップメロンパン富良野メロン』に似すぎています。
というよりそっくりでした。

パッケージのデザインも画像もほぼ同じです。
つまり、看板を変えてほぼ同じ商品を出し直している感じです。
もちろん、商品名が違う以上、違いがないわけではありませんが、ではどこが違うのか。
違うところといえば、商品名が違います。
「富良野メロン」と「北海道メロン」。
そのほかには、商品名上の「メロン風味のビスケット生地をトッピング」が「メロン果汁入りのビスケット生地をトッピング」に変わっています。
左側の「富良野産メロン使用のクリーム」が、「北海道産赤肉メロン果汁」に変わっています。
パン画像下の「メロンホイップクリーム入り」が、「メロン風味のホイップクリーム入り」にと、わずかずつ変更されています。
ま、あまり本質的な変更ではないですね。
実際にパンを見てみると、外見もそっくり同じと思いませんか。
表面の、ビスケット生地の格子状の溝の色まで似ています。
まあ、同じなら同じでもいいのですが、さきほど「改悪」と書いたのは、変わってほしくないところが変わっているからです。
重要な「違い」である中のクリーム。
こちらがホイップメロンパン富良野メロン
白っぽかった『ホイップメロンパン富良野メロン』に比べ、赤肉メロンの色に近くなりました。
クリームの量が減っているような気が……
それはともかくとして、
ホイップメロンパン北海道メロンのクリームは
量が少ない
のです。
ホイップメロンパン富良野メロンは、たっぷりのホイップクリームが入っているのが特徴でした。
パンよりも、クリームの量が多いと感じたくらいでした。
それに比べて、ホイップメロンパン北海道メロンは、クリームが2割は少ないのではないかと思います。
論より証拠で、画像をご確認下さい。
パンとのバランスを考えたら、このくらいでも少なすぎるということはありません。
ただ、ホイップメロンパン富良野メロンがびっくりするぐらいクリームが多かったので、姉妹品というか新商品としては、ちょっとグレードが下がったとの見方は否定出来ないと思うのです。
もちろん、ホイップクリーム自体はしっかりとみずみずしいメロン味です。
表面のビスケット生地もメロンの風味で、メロン味のメロンパンを食べたい人には満足できるパンであることに違いはありません。
こちらがホイップメロンパン富良野メロン
ホイップメロンパン北海道メロンと、かつてのホイップメロンパン富良野メロンは、併売されているわけではなく、後者の販売終了をもって今回ホイップメロンパン北海道メロンが出てきたわけですから、もうこは一択です。
いかがですか。
ホイップメロンパン北海道メロン。
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