あずき蒸しパン（セブンプレミアム）です。北海道産粒あんと牛乳を練りこんだ蒸しパン生地に、小豆をトッピングしています。セブン＆アイグループとPasco＝敷島製パンの共同開発商品で、セブンプレミアムの商品として販売されています。
すなわち、製造はPasco＝敷島製パンで、事実上OEM供給のような形ですが、「共同開発」ということは、セブン＆アイグループが企画から入っているということなのでしょう。
あずき蒸しパン（セブンプレミアム）を開封すると、いきなり小豆菓子の香りが感じられます。
パッケージには「もちっとした」と記載されています。
蒸しパン独特のもったり感があり、持っていてもズシッとした手応えがあります。
底の薄紙をはがして皿に乗せるとぺったりとくっついてしまうほど、底はベタベタしています。
もっとも、表面はそれほどでもありません。
味はどこかで食べたような懐かしい味わい。
昭和の菓子パンを思い出せてくれるシンプルな美味しさです。
セブンプレミアムの公式コミュニティサイト「セブンプレミアム向上委員会」では、あずき蒸しパンについて、「和菓子のようなもっちりした食感の蒸しパンに、粒残りの良い北海道産粒あんと牛乳を練り込み、羊羹のような懐かしい味わいに仕上げました。朝食やランチはもちろん、間食、夜食にもオススメです」とあります。
「羊羹のような」と表現されていますが、羊羹ほど重くはありません。
あずきバーの味、というのが一番近いかもしれません。
冷やしてもおいしくいただけるそうです。
食事としてよりも、おやつとして温かいお茶と一緒に楽しみたいですね。
甘さも適度で、あんこ好き、小豆好きには満足できる蒸しパンだと思います。
セブンプレミアムでもひときわ光るあずき蒸しパン
セブンプレミアムというのは、セブン＆アイグループ独自の商品として2007年5月に誕生したそうです。
かんたんに述べれば、セブン＆アイグループのプライベートブランドです。
たとえば、セブンイレブン、イトーヨーカドー、ヨークマートなどで販売しているわけです。
ただ、セブン＆アイグループによると、「グループ各社の開発担当者が結集しそれまで価格中心に作られることが多かったプライベートブランドの常識をくつがえし、お客様に提供する価値を重視した安全・安心な「プライドブランド」です。」としています。
最近流行の新しいコスパの価値観。
すなわち、ただんに安いだけでなく、品質も重視ということのようです。
あずき蒸しパン（セブンプレミアム）の栄養成分は、エネルギー311kcal、たんぱく質5.7g、脂質6.5g、炭水化物58.7g、ナトリウム210mgです。
あずき蒸しパン（セブンプレミアム）の原材料は、砂糖加工品、小麦粉、粒あん、卵、小豆かのこ、米粉加工品、食用植物油脂、乳等を主要原料とする食品、加工油脂、食塩、小豆シロップ、加工デンプン、ソルビット、グリシン、膨張剤、乳化剤、増粘多糖類、保存料（しらこたん白）、香料、着色料（カラメル、コチニール、クチナシ、ラック、カロチン）、pH調整剤、酸化防止剤（ビタミンE）、（原材料の一部に乳、卵、小麦、鮭、大豆を含む）などとなっています。
セブンプレミアムの中でも、ひときわ光るのが、あずき蒸しパンです。
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