池上あんぱん(小麦工房アリス)です。池上本門寺の釣り鐘を模したあんぱんです。東京大田区にある小麦工房アリスというベーカリーの“ご当地商品”です。小麦工房アリス自体の住居表示は大田区中央ですが、近くには池上本門寺があり参拝者が立ち寄ります。
池上あんぱん(140円)は、小麦工房アリスというベーカリーの商品ですが、紙に包まれて陳列しています。
和紙で白いバックに「池上あんぱん」と黒字で記載されています。
中を開けると、撞木で撞き鳴らす釣鐘、池上本門寺の梵鐘(ぼんしょう)を連想する形のあんぱんが出てきます。
池上あんぱんの大きさは、通常の市販パンに比べると、半分ぐらいでしょうか。
円柱の上に半球が乗り、下はそれを支えるようにコースターがついたような形です。
池上あんぱんの中は、はっきりとしたつぶあんです。
まるで小豆の甘納豆を混ぜ込んだように、つぶつぶのメリハリがあります。
つぶあんのあんぱんはこうでなければ、と思うような、つぶあんぱんの王道です。
甘さもちょどよい加減です。
薄めのパン生地の中に、めいっぱい詰まっているわけではなく、適度な空洞があります。
通常の市販パンのあんぱんより小さいので、お子さんや女性でも、お茶菓子としていただけるのではないでしょうか。
原材料軽量から焼成まで手間ひまかけたベーカリー
小麦工房アリスは、大田区のランドマーク、池上本門寺の参道にあたる本門寺通りを突き当たり、
バス通り(池上通り)を大森側にのぼったところにあります。
地元の人には、「大森税務署の近くのパン屋さん」として尋ねるといいでしょう。
池上本門寺からバス通りを通ると、税務署のひとつ手前の通りに面しているのです。
小麦工房アリスの外観は、中華料理屋さんをなぜかイメージしてしまいました。
ベーカリーですから、自店で作ったオリジナル商品がたくさんあり、池上あんぱんは、その数ある中のひとつなのです。
お店の中には、セルフサービスのコーヒーも用意されています。
小麦工房アリスは、製パン(手作りパン屋・スクラッチ製法)工程について、公式サイトで公開しています。
それによると、小麦工房アリスでは、毎日10種類以上のパン生地を仕込みますが、主原料の小麦粉、イースト、塩、砂糖、油脂類など、あらかじめベーカーズパーセントで計算したそれぞれのパン生地の材料を計量するそうです。
そして、ミキシング、発酵、分割・丸目、ベンチ、成型、2次発酵、焼成といった段取りを経て、商品ができあがるのだといいます。
パン作りにかけめこだわりが感じられます。
池上本門寺におこしの際はいかがですか。
小麦工房アリスの池上あんぱん。
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