蒲田(かまた)クリームパンは、ヴィ・ド・フランス蒲田店のショップブランドであり、蒲田のご当地パンです。ヴィ・ド・フランスは、グランデュオ蒲田西口という、JR蒲田駅ビル内にあるベーカリーです。ホイップクリームと、カスタードクリームの二層が特徴です。
東京大田区蒲田駅は、東西に『グランデュオ蒲田』があり、その西口の1階にあるベーカリー、ヴィ・ド・フランス蒲田店で販売しているのが、かまたクリームパンです。
蒲田クリームパン(ヴィ・ド・フランス蒲田店)は、外側に「かまた」と焼印をしています
ベーカリー、ヴィ・ド・フランス蒲田店では、サイフォンで入れるプレミアムコーヒー、ソフトクリームを使った飲み物のフロート類、パフェ、コーヒーゼリーなども提供しています。
「蒲田に行ったから、蒲田のクリームパン買ってきたよ」
そんな感じで、お使い物、お土産といった趣きですね。
ちなみに、『ヴィ・ド・フランス』は、JRではなく私鉄の京急蒲田店もあり、焼印がひらがなではなく漢字で「蒲田」になる「違い」があります。
『食べログ』より
結論を述べてしまうと、まあ、ありふれたクリームパンです。
蒲田とつけたことで、ご当地パンとしての価値がついているといっていいかもしれません。
ただ、二層のクリームは、食べて見る価値はあるでしょうね。
歴史あるクリームパン
ところで、クリームパンの起源てご存知ですか。
中村屋の公式サイトによると、日本の3大菓子パンといわれる『あんぱん』『ジャムパン』『クリームパン』のうち、あんぱんの元祖が木村屋であることを紹介しながら、クリームパンの元祖が中村屋であると述べています。
それによると、創業者夫妻はシュークリームの美味しさに驚き、このクリームをあんぱんの餡のかわりに用いたら、一種新鮮な風味が加わって、あんぱんよりも少し高級なものになると考え、また子供にとっては、小豆と砂糖だけの餡よりも、乳製品を使ったクリームのほうが栄養価の面で良いのではないかという考えたといいます。
そうした発売されたのが、明治37年のこと。
同時に、クリームをジャムのかわりに用いたワッフルも発売したそうです。
https://www.nakamuraya.co.jp/pavilion/products/pro_005.html
もうひとつ、クリームパンの形ですが、レファレンス協同データベースによると、クリームパンが中村屋で売り出された頃は、切れ目のない半円形で柏餅に似ていたものの、昭和20年代に現在のグローブ型になったそうです。
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000063569
クリームパンにもいろいろな歴史があるのですね。
蒲田クリームパンは、ネットでも好評です。
今日のおやつは蒲田クリームパン/カスタードとクリームのダブルクリーム/アンパンめクリームとのダブル(∩?o?∩)/冷やすとさらに美味しいですψ(´?`?) というツイートもあります。
今日のおやつは蒲田クリームパン?
カスタードとクリームのダブルクリーム?
アンパンめクリームとのダブル(∩?o?∩)?
冷やすとさらに美味しいですψ(´?`?) https://t.co/KSpLiRQW8j— choumam (@choumam) 2017年7月18日
蒲田のサンジェルマンで買った蒲田クリームパンが高いけどうまい。シュークリームに入ってる感じのクリームがたっぷり入ってた。というツイートもあります。
蒲田のサンジェルマンで買った蒲田クリームパンが高いけどうまい。シュークリームに入ってる感じのクリームがたっぷり入ってた。
— ベイビーファーザー (@faazaa) 2012年2月20日
ベーカリーのため、原材料等は明らかではありません。
いかがですか。かまたクリームパン。
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