『コッペパン紅芋&ホイップ』(第一パン)です。2017年8月1日に発売されたばかりの。第一パンのコッペパンシリーズの新商品です。コッペパンに、沖縄県産紅芋を使用したクリームとホイップクリームをダブルサンドしています。市販パンとしておすすめです。
大きなコッペパンに、沖縄県産紅芋を使用したクリームとホイップクリームがサンドされていますが、そういう場合、おうおうにして、クリームは少しだけしか入っていないことがあります。
しかし、『コッペパン紅芋&ホイップ』はそうではありませんでした。
綺麗にパンの端まで入っていました。
このコッペパンシリーズ、とにかくコッペパンが大きいのです。
そしてふわふわ。
食べてみると、こんがりと焼かれた小麦の香ばしさがあり、カサっとしています。
小麦の風味が素朴で少し甘みがあり、不思議と飽きのこない味わいで優しさを感じます。
とにかく食感が心地よいのです。
温めれば、さらにサクサク感は増すでしょう。
紫芋のゼリーのような紅芋の餡
クリームは、紅芋クリームとホイップクリームが入っています。
紅芋というと、「紅芋タルト」や「紅芋パイ」など、お菓子のイメージが強いのですが、今回はパンのクリームです。
「クリーム」と記されていますが、まるで紫芋の水飴のようなネットリ感。
紅芋を食べ慣れていないので、ベリー系のジャムを思わせる鮮やかな赤紫色に戸惑いはありましたが、実際に口に入れると、ちゃんと芋の味がするのです。
紅芋クリームはねっとりして重い食感ですが、甘さはくどくありません。
軽いホイップクリームと一緒に食べると、芋の風味とミルクの甘さが絶妙です。
ホイップは、ミルクの味がし円やかな甘みと滑らかで口溶けがいいです。
紅芋クリームだけだと単調な感じになったかもしれませんが、ホイップクリームとのダブルクリームにしたことで、最後まで美味しく食べられるパンになったと思います。
なお、紅芋の栄養成分ですが、でんぷん(ブドウ糖)、ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが多く含まれています。
紫紅色は、抗酸化作用に優れるアントシアン系の色素によるもので、活性酸素の働きを抑制してくれるポリフェノール(アントシアニン)によるものです。
アントシアニンは、動脈硬化やコレステロールの抑制効果などがあるとされています。
栄養成分は、エネルギー370kcal、たんぱく質8.8g、脂質8.2g、炭水化物65.8g、ナトリウム360mg、食塩相当量0.9gとなっています。(1個あたり)
アレルギー物質を含む原材料は、小麦・卵・乳成分・大豆。
原材料は、順に小麦粉、紅芋入りあん、ホイップクリーム、砂糖、マーガリン、ブドウ糖果糖液糖、卵、ぶどう糖、パン酵母、食塩、ホエイパウダー、発酵風味料、脱脂大豆粉、脱脂粉乳、加工デンプン、乳化剤、ソルビトール、pH調整剤、グリシン、香料、糊料、イーストフード、着色料、調味料、ビタミンC
このシリーズには、『コッペパン和栗&ホイップ』『コッペパン小倉&マーガリン』『コッペパン抹茶&あずき』などがあります。
おやつパン、食事パン、どちらでもいけますが、今回はおやつパンに入れておきましょう。
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