『ちぎれる黒糖パン あずきみるく』(Pasco=敷島製パン)です。黒糖パンに、ミルククリームとあずき甘納豆を包んだパンです。黒糖風味のパンで、食感がしっかり味わえるあずき甘納豆とミルククリームを包んだといいます。市販パンとしてはおすすめです。
ちぎれる黒糖パン あずきみるくは、東日本エリアで、6月1日新発売だそうです。
Pasco(敷島製パン)は、さる2012年4月24日に、『ちぎりパン黒糖』を発売しているので、それが今回の商品化のベースになっているのではないかと思われます。
ちぎれる黒糖パン あずきみるくには、ちぎり目が入っていて、細長いパンを5つにちぎって分けることができます。
端までミルククリームとあずき甘納豆がしっかり入っています。
黒糖パンは、加工黒糖入りフラワーペーストを使ってその風味付けをしているようですが、このフラワーペーストはシート状のものも使っているのか、生地は黒糖の味の濃淡が感じられます。
パサつきのない黒糖生地は、香ばしい香りがします。
しっとりやわらかく、パン生地だけでも美味しく食べられます。
甘納豆と黒糖のどちらの風味も楽しむ
ちぎれる黒糖パン あずきみるくに包まれているのがミルククリームとあずき甘納豆ですが、ミルククリームはホイップした軽いものではなく、ねっとりした重いなめらかクリームです。
クリームの量は多くはありませんが、あずき甘納豆も入っているので物足りなさはありません。
ほくほくのあずき甘納豆はくどくない甘さで、豆のほっくり感もときどき楽しめます。
クリームが少なめなので、甘納豆と黒糖のどちらの風味も消されることなく、3つの味わいを楽しむことができます。
栄養成分は、エネルギー385kcal、たんぱく質8.6g、脂質12.6g、炭水化物59.4g、食塩相当量0.7gとなっています。
コッペパンに比べると小さめなので、カロリーも抑え気味かと思っていたら、385キロカロリーもありました。
一人でもペロリと食べてしまえそうですが、要注意ですね。
ところで、パンには、黒砂糖由来の「黒糖パン」が、今回の『ちぎれる黒糖パン あずきみるく』を含めてたまにリリースされますが、黒糖であるとどう違うのでしょうか。
黒砂糖は、サトウキビの絞り汁をそのまま加熱して濃縮しています。
煮詰めることで、糖分以外にも多くの栄養素と成分を含んでいます。
たとえば、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンB1・B2・B6などです。
さらに、水溶性のビタミンであるパントテン酸も含まれています。
パントテン酸は、エネルギーを作り出すサポートをして代謝を促したり、善玉コレステロールを増やして動脈硬化を予防したり、ストレス時に働く副腎皮質ホルモンの働きを高めてストレスを緩和したりします。
まあ、食べ物ですから、そうした作用がただちに体内に起こる、というわけではありませんが、十分な栄養成分をもっている、ということは覚えておいても良いでしょう。
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