和栗あんぱん(木村屋總本店)は、和栗の味がしっかりしつつ後味に洋酒がほんのり香る餡がたっぷり入り甘さとコクが良く出ているやや小ぶりのあんぱんです。中身のマロンあんが黄色と茶色の2色になっていますが、カロリー脂質ともに適度な市販パンです。
和栗あんぱんは季節限定
和栗の季節は、各社が和栗を使ったお菓子を季節限定で売っていますが、この『和栗あんぱん』も和栗の季節の限定です。
栗らしい甘さとコクが良く出ている菓子パンです。
パッケージ
和栗あんぱんのパッケージは、上部は栗らしい色で、さらに栗のイラストが描かれています。
下は白く、真ん中は透明で、和栗あんぱん本体が見えるようになっています。
正面には、木村屋總本店 和栗あんぱん(けしの実トッピング) と記載されています。
そして下には、甘味とコクの2層の和栗あん、と解説されています。
右側には、和栗あんぱん本体の断面図と、季節限定という断り書きが表示されています。
パン本体
袋を開けると、和栗あんぱんが出てきます。
パンの上には、芥子の実が「トッピング」されているそうです。
この白いごま以外の色のついたものだと思います。
木村屋總本店ご自慢のやわらかいパンに、和菓子のような栗餡が入っています。
そして、中のあんこは2層。
木村屋總本店公式サイトの説明によると、「渋皮の風味を引き立てる黄色の和栗あんと、渋皮入りでコクのある風味を味わう茶色の和栗あんの2層の餡を、酒種配合の生地で包」んだそうです。
甘みとコクの2層で和栗を味わうという趣旨です。
原材料を見ると「砂糖」と書いてありますが、砂糖で作ったストレートな甘味ではなく、栗本来の優しい甘さを感じます。
まろやかなマロンあんです。
2層のマロンあんは人工的な感じがありません。
優しいコクと甘さとまろやかさでホクホクしていて、まるで和菓子のようです。
具体的には、渋皮和栗あんの方はコク、和栗あんの方は優しい甘さなのです。
決して甘すぎないので、幅広くたくさんの方が召し上がれると思います。
食べると、2層の栗が口の中に広がります。
食べ物の口コミサイトや個人ブログを見ると、すでに『和栗あんぱん』(木村屋總本店)に高い評価が与えられていますね。
そして、トッピングされている香ばしいケシの実は、小さいのですが香ばしさに貢献しています。
ケシの実の食感はプチプチしています。
ケシの実はやはり伝統的なあんぱんの定番ですね。
すばらしいハーモニーです。
パン生地は酒精入りですから、いつもとおりしっとりです。
木村屋總本店のパンは実績があるので安心できます。
中には、「栗あんぱんは木村屋が一番!」(もぐナビ)と言い切っているサイトもありますが、なるほどうなずけます。
私は食べ比べたわけではないので、「一番」かどうかはわかりませんが、和栗をあんこにするとこういう感じなのか、とい感じ入り、おいしくいただきました。
栄養成分と原材料
和栗あんぱん(木村屋總本店)の栄養成分は、2017年9月1日発売の場合、1個あたりエネルギー230Kcal、たんぱく質5.5g、脂質4.1g、炭水化物42.7g、ナトリウム86mgです。
和栗あんぱん(木村屋總本店)の原材料は、小麦粉、渋皮和栗あん、白生あん、砂糖、渋皮栗ペースト、還元水あめ、洋酒、和栗あん(白生あん、砂糖、還元水あめ、栗ペースト、洋酒、砂糖、食用加工油脂)酒精、パン酵母、脱脂粉乳、ケシの実、バター、小麦たんぱく、食塩、ぶどう糖、甘味料(ソルビトール、トレハロース、乳化剤、香料、着色料、カラメル、クチナシ)原材料の一部に卵、小麦、乳成分、大豆を含むなどとなっています。
和栗あんぱんまとめ
和栗あんぱんは、黄色と茶色の2層のマロンあんが入ったあんぱんです。
木村屋總本店特有の酒精が入ったパン生地です。
さすがに、あんぱんのキムラヤです。
以上、和栗あんぱん(木村屋總本店)は和栗の味がしっかりしつつ洋酒がほんのり香る餡がたっぷり入り甘さとコクが出たあんぱん、でした。
コメント